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挑戦者と語る

躍進するデジタルバンク「Jenius」- 成長の理由と今後の展望に迫る

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“店舗を持たない銀行”として世界中で拡大する「デジタルバンク」。
そんなデジタルバンク分野でいま注目を集めるのが、市場成長が続くインドネシアで520万人以上の顧客獲得に成功している「Jenius(ジーニアス)」です。
インドネシアで生まれたJeniusが躍進を続ける理由、そして今後の展望とは?
Jenius の事業をリードするSMBCグループのインドネシア現地法人Bank BTPNの浅津さんとラマノさん、そしてHRテックでの共創を起点にJeniusの発展に伴走するNTTデータインドネシアの助川さんにお話を伺いました。
インタビュアを務めるのはNTTデータで中国・APAC地域のグローバル事業を推進する島田さんです。

この記事には英語版もあります。
This article is available in English.

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Jenius__a_Digital_Bank_Making_Great_Strides_-_Reasons_for_Growth_and_its_Unthinkable_Future.pdf (1.49 MB)

デジタルバンキングを持つ意義

──JeniusはSMBCグループのインドネシア現地法人Bank BTPN生み出したデジタルバンクです。浅津さんはもともとSMBCで法人営業のキャリアを歩まれたのち、現在はBank BTPNの法人部門に出向されていると伺いました。Bank BTPNとはどのような銀行なのでしょうか。

浅津さん Bank BTPNは退役軍人の年金取扱銀行として1958年に設立されました。2019年にSMBCインドネシアと経営統合し、現在はSMBCグループの一員となっています。

Bank BTPN はその歩みの中で、小規模・零細企業向けサービス、中小企業向けサービス、資金調達サービス、金融教育や就業支援等のプラットフォームであるDayaサービス、デジタルに精通したセグメントに向けたJenius など、新しいビジネスを継続的に創出し、成長させてきました。

Bank BTPNが目指すのはフルラインナップの銀行です。リテール分野ではウェルスマネジメント、デジタルバンキングを通じたマスマーケットへのアプローチと、全方位でサービス展開しています。法人分野でも大企業から中小零細企業、個人事業主向けのサービスまで幅広く事業拡大を進めているところです。

──もともと年金取扱銀行としてスタートした銀行がデジタルバンクで急成長しているのは意外性がありますね。

一方で、日本に比べてインドネシアではデジタルバンキングの独自ブランドを掲げる銀行が多いように感じています。ラマノさんはまさにBank BTPNにおけるデジタルバンキング事業の推進役としてJeniusの顧客獲得を担われていると伺いました。

デジタルバンキングを持つことはインドネシアの銀行業界で競争していくうえで欠かせない要素なのでしょうか。


ラマノさん そうですね。ただ、重要なのはそれだけではありません。

2015年の時点で、Bank BTPNの経営層は、新たな顧客層に向けてアプローチする上で、デジタル技術がより大きく先進的な意味を持ってくるであろうと予見していました。私たちがインドネシア初のデジタルバンキングとしてJeniusを立ち上げたのはその1年後、2016年のことです。その後に競合他社も追随し、2021年から2022年にかけてインドネシアの銀行業界ではデジタルバンキングが大きく進展しました。

現在では、顧客獲得の競争激化によって各社のマーケティング活動が加速し、サービスはより多様化しています。飲食店などのさまざまな企業と提携した割引をはじめ、キャッシュバック、ポイントプログラムなどが広がり、インドネシアにおける銀行のあり方を変えました。

このような競争環境において、Jeniusではデジタルなケイパビリティによりパートナーを包摂するco.creationという活動を通じ、競合各社とは異なる顧客アプローチを実装しています。

ですから、デジタルバンキングを持つだけでなく、デジタルを通じていかに多彩なライフスタイルとファイナンスに対するソリューションを提供できるか。それがもうひとつの重要な要素であり、私たちも注力しているところです。

Bank BTPNのデジタルバンキング事業を推進するラマノさん

──実際にどのような取り組みをされているのでしょうか。

ラマノさん 例えば「Flexi Cash」という魅力的な無担保ローンを作りました。お客様が銀行に足を運ばなくても、アプリから直接ローンを申込・借入ができるサービスです。

また、私たちは米ドル預金の特別金利プログラムも展開しています。インドネシアでは近年の観光需要の高まりもあり、自国以外の通貨への需要も高く、こうしたサービスは大きな強みになります。実際、Jeniusの外貨預金は指数関数的に増加しています。

浅津さん ラマノさんの言うように、Bank BTPNはいままさに差別化に挑もうとしています。

でも実は、このようなデジタルバンキングの事業を考えることは、もともと典型的な法人部門の銀行マンだった私にとって、とてもチャレンジングな課題でもありました。

重要なのは、法人部門のサービスだけでなく、お客様の企業で働く個人(従業員)に提供する価値もしっかり考えることだと思っています。法人・個人問わず、私たちのグループが持つ顧客基盤をフル活用していく必要があります。

SMBCは日本にも多くのお客様を抱えていますから、このような顧客基盤を活かして、Bank BTPNのサービスをグループ全体で拡大していきたいですね。

──お客様に寄り添う姿勢が、Bank BTPNの挑戦を支えているのですね。

ラマノさん Jeniusには挑戦を支える5つの価値観があります。アジャイルであること、大胆であること、全ての活動にオーナーシップを持つこと、継続的に学ぶこと、常に顧客に焦点を当てること。これらが、全ての”Jeniasians”(※)の信条として実践されています。

アイデアを探求し、実現して、ユーザーにソリューションを提供する。それはお客様が法人であっても個人であっても一緒です。すべての制約を取り除くと、真に顧客が求めているものは何か、ということを一生懸命に考えることができます。

そうした信念があるからこそ、私たちは銀行だけに閉じず、社外のサービスプロバイダーとも強固なコラボレーションを構築することができるのです。

※ Jeniusではデジタルバンキング事業に携わるチームメンバーを“Jeneasians”と呼んでいる

浅津さん まったくその通りですね。私自身、日本、タイ、インドネシアとずっと法人営業のキャリアを歩んできましたが、これまで法人部門以外のビジネスを考える機会は多くありませんでした。

でもいまは、法人・個人を問わず、すべてのお客様のことを考えて事業に取り組んでいます。お客様の課題に対する解決策は、企業への融資である場合もありますし、時には従業員のための解決策を提示することもあります。私にとってはとてもエキサイティングですね。

Bank BTPNの法人部門でJeniusとのコラボレーションをリードする浅津さん(右)

Jeniusが実現する「Beyond Bank, Beyond Country」

──そんなBank BTPNの成長のカギとなるJeniusはどのようなサービスなのでしょうか。

ラマノさん 2023年3月時点において、Jeniusはインドネシアで520万人以上の顧客基盤を持っています。Jeniusは当初からデジタルバンクを前提として構築されているため、さまざまなデジタルサービスを備えています。

7年間の歩みの中で、国内・海外送金を皮切りに、貯蓄、キャッシュマネジメント、ローン、投資といった43のイノベーションを完遂し、デジタルバンクとして完成されたサービスを提供しています。

例えば口座開設もデジタルです。銀行に足を運んだり、窓口に並んだりする必要がなく、アプリから直接口座を開設できます。デスクでコーヒーを飲みながらでも銀行口座を開設できてしまうんです。

機能としては、残高照会や送金などの一般的な銀行口座の機能や、支払いのためのQRコード決済といった機能を実装しています。さらには、資産管理機能や投資機能も追加し、昨年にはクレジットカード、レンディングサービスもリリースしました。すべてがJeniusという1つのアプリに統合されているんです。

──なぜJeniusはこれほどまでにインドネシアで受け入れられているのでしょうか。

ラマノさん Jeniusの使い方が簡単であることが大きな理由だと思います。シンプルかつ安全に、より賢く金融にアクセスできることがJeniusの魅力であり、ユーザーインターフェイスは非常にユーザーフレンドリーです。使いたい機能を探すのも簡単ですし、操作方法に慣れるのにも時間がかからないでしょう。

また、利用者にとって使い勝手がよくなるように、現在も決済取引ができる加盟店をどんどん拡大し、利用者がJeniusを積極的に使い続けてくれるようにしています。これは同時に、デジタルエコシステムにおける競争のなかで、サービスの存在感をしっかりと維持することにも貢献しています。

特にJeniusで給与を受取っているお客様には、送金手数料・出金サービスの無料特典も提供しています。どの銀行のATMからでも無料で現金を引き出すことができるのは、お客様にとって大きなメリットになっていると思います。

──今後、さらなる利用拡大のために取り組んでいくことはありますか。

ラマノさん お金の管理だけでなく、口座の利用をもっと活性化させたいと考えています。現在、インドネシアではQRコード決済の利用が非常に増えています。これまで現金で取引する慣習が根強かったのですが、今後はますますQR取引に移行していくでしょう。

ですから、私たちもQRコード決済のプロモーションには特に力を入れています。商品をQRコード決済で購入すると、購入代金の割引やキャッシュバックなどの特典を受けられるといった施策もそのひとつです。こうした取り組みを通じて、Jeniusをメインの取引口座として使うことに慣れていってもらいたいのです。

浅津さん Jeniusの利用拡大には、銀行全体で取り組んでいます。Bank BTPNには、合併前の旧インドネシア三井住友銀行と旧Bank BTPNの協業を加速させる、部門の垣根を越えたコラボレーションチームがあります。いまは部門間で連携して、取引先の法人企業における従業員の給与受取口座の獲得に注力しているところです。

少なくとも月に一度は給与を受け取って、給与を何かに使ったり、Jeniusに預けてくれたりすれば、口座の活性化にもつながっていくでしょう。JeniusとBank BTPNの法人部門とが協力して推進している取り組みのひとつです。

法人部門の立場としては、お客様である法人企業のすべての従業員にJeniusを使ってもらいたいですね。

たとえば、すべての従業員の給与がJeniusを通じて支払われるようになれば、すごいことです。これは私の夢であり、Bank BTPNの夢であるとも言えるかもしれません。
──BTPNとタッグを組むSMBCはグローバルビジネスにおいて「Beyond Bank and Beyond Countries」というコンセプトを掲げています。Jeniusのビジネスでも取り組んでいることはありますか。

ラマノさん その一例が、BaaS(Banking as a service)による事業拡大です。BaaSは銀行機能をソリューションとして提供する仕組みで、お客様は外部のパートナー企業のプラットフォームを介して、私たちの金融サービスを使うことができます。

簡単に言えば、お客様がJeniusアプリにアクセスすることなく、パートナーのウェブサイトなどからJeniusの口座を開設できるような仕掛けです。これはAPI技術を用いて氏名などの情報をシステム間で連携することによって実現しています。
浅津さん 私にとって「Beyond Bank」は同時に「Beyond Corporate Banking」でもあります。

現在、法人部門はJeniusチームと協力して、法人顧客にBaaSを提供しています。これは、BaaSプロバイダーとしてお客様と協業する「Beyond Bank」の実践の一例といえます。私たちはすでに「銀行の向こう側」にいるとも言えるでしょう。

「Beyond Countries」に関しては、三井住友銀行が採用する「マルチフランチャイズ戦略」がひとつのポイントになると思います。

現在インドネシアで展開しているJeniusが、もしかすると将来的には、インド、フィリピン、ベトナムなど、国境を越えて広がる「Beyond Country」のビジネスになっていくかもしれません。

オープンな共創が顧客の真の課題を解決する

──Jeniusはさまざまな壁を越える起点になっていくのですね。今後に向けた展望などはありますか。

ラマノさん 法人・個人の領域を問わず、我々が目指すのは適切なソリューションをユーザーに提供し続けることです。

一例として、BaaSのようなサードパーティー向けのプラットフォームの構築にも積極的に取り組んでいますが、ポイントになるのはco.creationの共創プロセスによるエコシステムの構築だと考えています。

他社とコラボレーションしてイノベーティブなサービスを生み出し、お客様がエコシステムのなかでJeniusをより便利に使えるようにしていきたいですね。

──JeniusはHR領域(人事情報管理)で、NTTデータインドネシア(以降NDID)とコラボレーションしています。こうした非金融機関とのパートナーシップも、共創の取り組みのひとつでしょうか。
【HR領域におけるJeniusとNDIDのコラボレーションとは】

BTPNとJeniusが持つ顧客基盤と、NDIDが提供する人事領域におけるSaaSソリューション「HR-Zero」を組み合わせることにより、法人企業の職域領域における包括的なデジタル化の実現を目指す取り組みです。

両社は2023年にパートナーシップを締結しており、将来的にはJeniusのBaaS(Open API)活用や、相互のプラットフォームで保持するデータを利活用した企画など、SaaSプロバイダーの強みを生かした発展的なビジネスも検討されています。

(コラボレーションの一例)勤怠管理-給与支払-金融サービス利用のシームレスなデジタル化

浅津さん そうですね。私たち法人部門が目指すのは、お客様に「ソリューション」を提供することです。金融商品だけでなくNDIDが提供する「HR-Zero」のような優れたサービスやテクノロジーも届けていくことで、お客様である企業のビジネス・従業員の生活をより良く、より強くすることができると信じています。

──法人と個人の垣根を越えてお客様の課題を解決する。そのときにこの共創が力を発揮するのですね。

浅津さん 法人のお客様とお話しするなかで、人事・給与関連のシステムや業務において、改善すべき点がたくさんあるという声をいただいたんです。それで、NDIDの助川さんから紹介してもらった「HR-Zero」が解決策になるのではないかと考えました。

実は助川さんが「HR-Zero」を紹介してくれたのは、彼にBank BTPNの取り組みを説明した直後のことだったんです。

私はBank BTPNの説明をする際、企業概要だけでなくビジネスや自身のミッションについてもお話しするようにしているのですが、それを聞いた助川さんがすぐ提案に来てくれまして。そのスピード感にも感銘を受けましたね。

助川さん 先ほど「典型的な法人部門の銀行マン」という表現がありましたが、私が初めて浅津さんとお会いしたときに受けた印象は、それとはまったく違うものでした。

浅津さんは旧インドネシア三井住友銀行と旧Bank BTPNの合併後に生まれていた、部門間の壁を壊そうとしていたんです。 Bank BTPNで新たなチャレンジをしようとしている、そんな意気込みを感じました。

それが非常に印象的でしたね。そして同時に、HR-Zeroが販売パートナーというビジネスの関係を超えて、「Bank BTPNのすべてのチームを団結させる」という浅津さんのミッションにも貢献できるソリューションになるに違いないと考えました。

HRテックでの共創を起点にJeniusの発展に伴走するNTTデータインドネシアの助川さん(右)

──このパートナーシップを通じて、どのようなことを実現していきたいですか。

ラマノさん 業務オペレーションなども含めて、解決すべきありとあらゆるお客様のペインポイントを見つけられるようになっていきたいですね。

HR-Zeroはそれを実現する手段になります。採用しているお客様に対してさまざまなタッチポイントから手を差し伸べ、解決策を提供する。これが私たちの目標のひとつです。

浅津さん 現在、インドネシアでは多くの法人企業がデジタル化に挑んでいます。私は企業がデジタル化を目指すうえで、JeniusとHR-Zeroがそれを成し遂げるカギになるのではないかと考えています。

JeniusとHR-Zeroどちらもお客様にとっての解決策になるものですから、分けて考える必要はなく、一緒になってお客様の課題解決に取り組んでいきたいですね。

助川さん HR-Zeroは利用者のUXに強みを持っていますが、一方でNDIDには職域領域における金融業務の知見がありません。Bank BTPNとJeniusとのパートナーシップを通じて信頼できる専門家と出会うことができたことは、私たちにとっても幸運でした。

なぜなら、浅津さんのお話にもあったように、私たちが目指すのはお客様の従業員体験(Employee Experience)をデジタル化することだからです。今回の協業を通じて、そのような未来の実現に貢献できると考えています。

──助川さんはNDIDとBank BTPN・Jeniusのシナジーをどのように考えていますか。

助川さん 内向きな大企業もまだまだ多く存在するなかで、私たちにとってJeniusとの出会いは非常に素晴らしい経験でした。Jeniusのエコシステムがオープンに開かれていることは、コラボレーションの可能性を広げるうえでとても重要だと思います。

私たちも、浅津さん・ラマノさんのチームの一員として、HRという異分野の見識を発揮していきます。Jeniusによって人々の金融サービスへのアクセスがスムーズになれば、給与支払いなどの金融と親和性の高い業務が組み込まれたHR-ZeroプラットフォームのUXも豊かになるはずです。

お客様にとってより魅力的なサービスを育て、Bank BTPN・Jeniusのビジネスの発展に貢献していきたいですね。


<出演者>
Ramano Loranto さん

Ramano Loranto さん

PT Bank BTPN Tbk
Digital Banking Acquisition & GTM Lead
大学卒業後、2007年にインドネシアのメディア企業グループMedia Groupに入社。その後、Danone Waters Indonesia、British American Tobaccoへと活躍の場を移しながら、マーケターとしてキャリアを積む。2016年にBTPNに入社してJeniusに参画。現在はJeniusの顧客獲得部門を担当し、BTPNのデジタルバンキング事業をリードする。
浅津 秀明 さん

浅津 秀明 さん

PT Bank BTPN Tbk
Head Of Corporate Banking Department Ⅴ
大学卒業後、2003年に三井住友銀行に入行。大阪市内で法人営業に従事。2012年よりタイへ赴任し、三井住友銀行バンコク支店において日系法人営業を担当。タイにて7年の海外事業経験を経て帰国し、三井住友銀行本店営業部門にて活動。2022年から現在までインドネシアへ赴任、BTPNの法人営業部門にてマネージャーを務める。
助川 智弘 さん

助川 智弘 さん

PT. NTT DATA Indonesia
Financial Solutions and Services Department
Technical Advisor
大学卒業後、2012年にNTTデータに入社。システムエンジニア、プロジェクトマネジャーを経験したのち、新規事業開拓職に転向。5年間の活動を経て、グローバルの舞台へ。現在はNTTデータインドネシアに籍を置き、営業・デリバリーを担当。
<インタビュア>
島田 孝宜 さん

島田 孝宜 さん

株式会社NTTデータ
テクノロジーコンサルティング&ソリューション事業推進部 グローバルビジネス推進室 部長
入社後、システム開発とUI/UXの事業化及びUXの業界標準の策定を経験したのち、公共分野の事業企画に従事。2013年からインドネシアで事業開拓・営業に携わり、その後、APAC域の事業戦略の策定・実行をリード。現在はグローバル横断で当社国内・海外事業会社の連携をリードし、日系顧客向けのグローバル事業創出・拡大を推進。
<参考リンク>
※本記事の内容は、執筆者および協力いただいた方が所属する会社・団体の意見を代表するものではありません。
※記事中の所属・役職名は取材当時のものです。

新卒で都市銀行に入行し、個人向けコンサルティング業務に従事したのち、ネット専業銀行に転職。決済ビジネスを中心に、新規サービス企画や他企業との提携拡大、プロモーションなどを幅広く経験。その後、消費者嗜好や規制緩和などの環境変化を体感する中で、業界を超えたオープンな金融の仕組み作りに関心を抱き、NTTデータへ。
現在は金融業界のさらなるTransformationへ貢献すべく「金融を通じて世の中をより良くする」を志に、金融×デジタルを切り口としたトレンド調査や情報発信などに取り組む。CFP®・1級ファイナンシャルプランニング技能士として金融教育にも興味あり。

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