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知っておくべきWeb3の本質(第3回)~Web3時代、お金はどう変わっていくのか

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「知っておくべきWeb3の本質」の第3回、いよいよ本テーマの最終回です。
第3回のテーマは「お金」です。経営資源の重要な一つである「お金」がWeb3時代にどのような影響を受けるのでしょうか。

この記事は、Web3・メタバースのビジネス活用を応援するWEBマガジンであるMetaStep(メタステップ)とのコラボ記事です。

MetaStep
MetaStep(メタステップ)は、クロスアーキテクツが運営する「Web3・メタバースのビジネス活用を応援するWEBマガジン」です。「学ぶ(Learn)」「探す(Search)」のコンテンツを通じてビジネス活用のアイデアやヒントを提供し、読者の皆様のビジネスの一助となることを目指して活動されています。
この度、オクトノットはMetaStepと提携し、金融×デジタルの多様性を拡張した情報発信に取り組んでいきます。

今回はコラボ記事として、「知っておくべきWeb3の本質(第3回)~Web3時代、お金はどう変わっていくのか」をご提供いただきました。(未読の方は是非「知っておくべきWeb3の本質(第1回)~ビジネスにどんな影響を及ぼすのか」からご覧ください!)
MetaStepで企画された「知っておくべきWeb3の本質」の3回目に当たる記事で、オクトノットの関係者が執筆したものになります。お金の未来に関して、わかりやすく解説した内容です。

はじめに

Web3のような分散型ネットワークが、お金の形にも影響を及ぼしつつあります。例えば、ブロックチェーン技術の登場で、中央管理者を介さなければできなかったお金のやり取りが当事者間で実施できるようになりました。

第1回でご説明したNFTやDAO、暗号資産などがその例にあたります。このような仕組みを使うことで、従来の発行/事務コストを削減して、多数の個人から少額ずつ集めるモデルも可能になりました。

また、昨今のデジタル地域通貨のブームは、特定の地域内で流通させることにより、地域経済の活性化を目指すその姿勢と無関係ではありません。一方で、これらのやり取りは未だ投機的な要素も強く、「自己責任」の世界であることも第1回でご紹介したとおりです。

これまでWeb3の本質およびテクノロジーとビジネスへの影響を見てきましたが、最終回では、web3のようなテクノロジーの進化と対峙しての「お金の未来」と、そこに大きく関わる銀行の役割への影響を見ていきます。

分散型ネットワークにおける新たなお金の機能とは

お金が持つ3つの機能として、持ち続ければ富を蓄えられる「価値の保存機能」、お金を媒介して様々なモノを決済できる「交換機能(決済機能)」、商品やサービスの値打ち、価値を決める物差しとしての「価値の尺度機能」があります。また、現金の特徴としては「匿名性」「不特定性」「代替性」があり、これらの特徴があるおかげで、入手が容易になっています。こうした機能は普遍的なものであり、一朝一夕に変わるものではありませんが、ここでは、分散型ネットワークにおいて新たに生まれている二つの「お金」の価値を整理してみましょう。
ここから先は、MetaStepでご覧いただけます!
※本記事の内容には「MetaStep」独自の見解が含まれており、執筆者および協力いただいた方が所属する会社・団体の意見を代表するものではありません。
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執筆 オクトノット編集部

NTTデータの金融DXを考えるチームが、未来の金融を描く方々の想いや新規事業の企画に役立つ情報を発信。「金融が変われば、社会も変わる!」を合言葉に、金融サービスに携わるすべての人と共創する「リアルなメディア」を目指して、日々奮闘中です。

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